甲状腺に関係する抗体が目のまわりにある脂肪や筋肉に炎症や腫れを起こす病気です。甲状腺機能が亢進症でも低下症でも、また甲状腺機能が正常であっても甲状腺眼症は起こりえます。また、甲状腺機能の異常をきっかけとして甲状腺眼症を発症する患者様もいれば、甲状腺眼症をきっかけとして甲状腺機能の異常が判明したという患者様もいるなど、そのケースは様々です。甲状腺機能亢進症などで内科に通院されている患者様は、気づかないうちに甲状腺眼症を発症していることもあるため、気になることがございましたら些細なことでも結構ですので、一度眼科を受診してください。
などがあります。
院長はこれまで甲状腺眼症に関する講演・セミナー・学会発表・論文執筆などを多数行ってきました。また甲状腺眼症に関する研究で医学博士号を取得しました。当クリニックでは大学病院の勤務で培った知識と経験を活かし、甲状腺眼症の診療を行いたいと思います。
病気の状態に応じて必要があれば以下の治療などが行われます。
※専門的な検査や治療を必要とする場合は高次医療機関と連携して対応いたします。